月が縮んでいる?

こんばんわ、またねこです。

最近殆ど空を見上げることがないので、たまには上を向いていかなきゃなぁと思う今日この頃です。

 

さて今回は、月が徐々に縮んでいるという話題についてピックアップ。

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一体どういうことなのか?

NASAは13日、無人月探査機「ルナー・リコナイサンス・オービター(LRO)」が撮影した画像、1万2000点以上を解析した結果、「月は徐々に縮んでおり、その結果、月面に「しわ」が出来たり、地震が起きたりしている」という調査結果を発表しました。

調査で判明したのは、北極近くに位置するクレーターである「氷の海(マレ・フリゴリス)」は移動しており、亀裂が発生しているということ。

氷の海は多くの広大なクレーターの一つで、地質学的な観点から、活動していないと長らく考えられてきたそう。

元々、月は地球とは異なり、プレート運動がないことが判明していました。

代わりに、45億年前に誕生して以来、徐々に冷却していることで起きる地殻活動が存在していて、これによって月面に「しわ」が生じているようです。

月の地殻は脆く、内側で収縮が起こるとその力で表面が崩れ、地層の一部が隣接する地層の上へと押し上げられる衝上断層という現象が起きます。
その結果、過去数億年の間に50メートル程も月が「痩せて」しまったのだそう。

実は、1960年~1670年代にかけて月の地震活動について観測を始めたアポロ計画の宇宙飛行士達が、月で起こる地震の大部分が内側の深部で発生しているため、月面近くで起こることは少ないことを突き止めていました。

今回の調査結果では、アポロ計画で観測された震源の深さが浅い月震を調べて、それらとごく最近形成された月表面の地形との関係を解き明かしたそうです。

 

と、まぁ月でも地震が起きていて、その際に少しずつ月の表面が崩れて地層がずれていってるから少しずつ縮んでいるんだよ、ということですね。

そもそも月で地震が起きていることすら知りませんでしたが、こういう地震の起こり方も存在するんだなぁと思いました。

このまま縮んでいくとしたら、一体どこまで月は縮んでしまうのでしょうか?

また、それによって他の天体に影響を及ぼしたりするのでしょうか?

なんだかロマンのある話題ですね。

 

というわけで今回はここまで。

 

それでは今日も、まったり生きましょ。